自分“好み”のことから英語を学ぶ『このみんぐりっしゅ』

元英会話講師。現在、英語系ライター。英語多読を楽しむ毎日。主に、読んだ本の記録と英語のことを綴っています。

多読3原則と「THE GHOST TEACHER」

私が昔、初めて英語多読に挑戦した時に当時の英語の先生から聞いた「多読の3原則」。
 
・辞書を引かない
・分からないところは飛ばして前に進む
・つまらなくなったら止めて後回し
 
そして、楽しく読むコツは
・辞書は全く引かない
・辞書を引くのは多くても1冊3語まで
・辞書を引くのは本を読み終えてから
 
また、「多読をする洋書を選ぶときは1ページに5語以上分からない単語があったら、それはまだ読むものではない。」と先生が仰っていて、それをノートに走り書きしていました。
 
これらを聞いた当時、まだまだ英語超初心者で、図書館も遠く、インターネットもこんなに普及していなかったので(←いいわけ)10冊未満で終わってしまっていました。
 
それが今では、読んだ本のタイトルを続々と書き記せていけるのがちょっとした喜びでもあります。
 
 
 
そして、今回ご紹介したいのは「THE GHOST TEACHER」

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あらすじは…
舞台はとある学校。その学校のClass threeの生徒たちはやりたい放題。そんな姿に担任の先生もお手上げ状態。そこでたちあがったのが、幽霊であるMiss Shade。彼女はどのように生徒たちを導いていくのか...というお話。
 
 
実はこの本、1ページ目から難しい英単語の嵐です。
 
例えば、
 

It smells like an ordinary school too, all musty and dusty and chalky, with wandering whiffs of school dinners and disinfectant.

 
という英文が出てきて、
“musty”
“chalky”
“whiff”
“disinfectant”
と立て続けに難しい単語が表れます。
 
それぞれの意味は、
 
musty「かび臭い」「陳腐な」「古臭い」
 
chalky「白亜質の」「白亜色の」
 
whiff「ひと吹き」「ぶんとくる香り」「気配、兆候」
 
disinfectant「殺菌性の」「消毒の効力のある」
 
どれもあまり見かけない単語ばかりではないでしょうか。
このような単語が続くと「この本は難しそうで読めそうにない」と思ってしまいますが、ここを抜けると結構読みやすい英語が続きます。
 
物語自体はすごく面白い展開だったので、ストーリーを楽しみながら洋書を読みたい方にお勧めの1冊です。
 
では、See you soon!
 
 

太陽系惑星の名前を英語でスラスラ言えるのはセーラームーン世代だから?

今日は早速、本題。
 
読みました。
「SPACE RACE」(CORGI PUPS)

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物語はと言えば…
宇宙にある、とある星のとある学校。そこの生徒Jakeはちょっと自慢気で嫌な奴。それに嫌気がさしたLizzieは彼に反抗します。すると、ひょんなことから宇宙レースをすることに。だけど、Lizzieには全く勝ち目がありません。そこであ彼女が思いついた作戦とは…というお話。
 
宇宙でのレースなので、当然、太陽系惑星の名前が出てきます。
だけど、セーラームーン世代の私にはお手のもの。
小学生の時点で英語で言えました(スペルは知らなかったけど)。
英語が苦手な私の友達たちも、セーラームーンを観ていた人は惑星の名前を英語でスラスラ言えます。セーラームーン効果おそるべし!
 
…と思っているのですが、多くの人が果物や色の名前を英語でスラスラ言えるように、セーラームーンを知らなくても多くの人が太陽系惑星の名前をスラスラ言えるものなのでしょうか。気になる。
 
さて、話を戻します。『SPACE RACE』。
この話の中に、こんな英文を見つけました。
 
“(ここにナンダカンダ英文があって)as if she was seriously nuts!"”
 
“nuts”
単数形で“nut”
 
ここに「木の実」という意味が入るわけはないし、ねじの「ナット」なわけでもないし。話の展開からしてバカにされている感じなんだけど…というわけで、調べました。
 
nut” 俗語で「変わり者」「狂人」
 
なるほど、これでこの英文の謎は解けました。
 
それから、この“nut”という単語。
調べて分かったのですが、他にも俗語で意味があるので、使う時は気をつけてください(気になる方は調べてみてください)。
簡単で「そんなの中学生の頃から知ってるよ」という英単語でも、実は全く違う意味を持っていることもあるので新たな発見があって面白い!
 
CORGI PUPSシリーズの洋書はイギリスの小学校低学年~中学年向きとされている児童書ですが、大人の私でも十分に楽しめます。
多読をされている方や、英検・TOEICなどの資格勉強に疲れた方にもおススメです。
 
では、Have a wonderful weekend!
 
 
 

冬に読みたい「Nate the Great and The Snowy Trail」

英語の多読。
ドシドシ読んでいくことが大切。
 
...なのは分かってるけど、季節感も大事にしたい!
 
というわけで前回の「Snow Dog」同様、図書館で借りてきたのが「Nate The Great and The Snowy Trail」。

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内容も確認せず、タイトルと絵で決めました。
まさしくジャケ買い、図書館の本なので正確には“ジャケ借り”です。
 
こちら、「Nate The Great 」という少年探偵が出てくるお話でシリーズもの。
今作は7作目のようです(ハマったので1作目から順に読まなきゃ!)。
 
そんな今回のお話をちょこっとご紹介します。
 
主人公は少年探偵Nate。彼の友だちRosamondは彼のために誕生日プレゼントを持ってきた...はずだったのですが、それは道中になくなってしまいました。Rosamondからのプレゼントは何だったのか、そしてそれはどこにいってしまったのか。Nateは推理をはじめていく――というお話。
 
お話の中で“leap”という単語が出てきて「話の流れと挿絵からなんとなく意味がわかるけどハッキリと確認しておきたい」と思い、読み終わった後にアルク英辞郎で調べてみました。
 
ピョンと飛ぶ、飛び跳ねる、跳ぶ、飛び越える◆jumpでは跳躍の「動作」に、leapでは跳躍による「移動」に重点が置かれる
  1. ・Dow limps, Nasdaq leaps. : 《株》ダウ下がり、ナスダック上昇。◆limpとleapの語呂合わせになっている。

 

 やっぱりそうか!
 
このお話の中ではある動物(←ネタばれしちゃうので)のその行動を"leap"で表現しているのですが、私がもしこのシーンを英語で表現しなければいけない状況だったなら迷わずに"jump"を使っていたと思います。
 
確かにこの場面では"leap"の方が良い!
 
ラジオ英会話の英作文の演習の時にも思うのですが、知ってて使える語彙が多い方がより深い表現をすることが出来るし、会話にも深みを出すことができます。
 
語彙力って本当大事ですよね。
 
これからもドシドシ多読をしつつ、たくさんの英単語に触れて、私自身も深みを出していけたらと思います。